白石達也のカメラのモットー

仙台を拠点に活動しているカメラマン、白石達也はモットーがあります。それは、カメラの腕前だけに頼らないというものです。カメラマンにとって、カメラは商売道具です。良いカメラであればあるほど、良い写真を撮影出来ます。カメラのスペックにこだわったり、自分自身が表現したいものをどこまで表現出来るカメラなのか。いわゆるカメラとの相性ばかりを優先してしまう傾向にあります。商売道具である以上、それらは決して悪い事ではありません。むしろカメラマンとしてはある意味当たり前ではあるのですが、白石達也は決してそれだけにこだわっているのではありません。被写体との信頼関係。これこそが白石達也のモットーです。

カメラを通して被写体と会話するのがカメラだと評する人もいるのですが、白石達也は被写体との信頼関係が良い写真を撮影する上で何よりも大切だと分かっているのです。そのため、どのような撮影であっても被写体とのコミュニケーションを通し、被写体の情報をしっかりとインプットするのです。被写体としても、誰か分からないカメラマンに撮影されるよりも、信頼出来る相手の方が良いのは言うまでもありません。親が撮影した映像は、どんなプロのカメラマンよりも良い表情で写っているとも言われるのはそのためです。子供にとって、親の存在は安心を与えてくれるのです。

カメラのスペックや撮影技術云々を超越した信頼関係があるからこそ、子供は良い表情を見せてくれるのですが、白石達也が目指すのはその点です。どれだけテクニカルな部分に頼ったとしても、被写体の表情が悪くては意味がありません。そのために、まずは被写体にカメラマンとしてではなく、人間として信頼してもらう点をモットーに掲げているのです。近年はカメラも高性能化していますので、ついついテクニカルな部分に走りがちなカメラマンが増えているのですが、白石達也はそうではないのです。カメラを撮影する上で被写体との信頼関係を重視していますので、より自然な写真を撮影出来るのです。

もちろん腕前も素晴らしいです。風景の撮影も承ってくれますが、風景を撮影する際は純粋にカメラマンとしての腕が出ます。テクニカルな面を意識し、どこにフォーカスを当てるのか。絞りはどれくらい入れるのか。どうすればその風景を素晴らしく撮影出来るのかを踏まえた上で撮影してくれますので、白石達也は人物も風景でも、彼にしか撮れない写真を撮ってくれます。

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